ひきこもりの青年の居場所として16年活動を続けて来ましたが、ひきこもりの状況は様々です。そして巣立つ状況も或いは来なくなる状況も様々です。
(その前に10年近く、個人カウンセリングで、ひきこもりや不登校の青少年と関わって来ました)
中学校で不登校になり、学校にも行けずひきこもっていて、少し落ちついて来て(或いはゲームにあきて)「仲間のいる所に行きたい」気持ちになり居場所を探して、道草の家に来るようになった場所が比較的多いです。或いは高校や大学を出た後、会社勤めをして、そこでの人間関係が辛くなって、うつになり、やめて、家で過ごしているうちに少し落ちついて来て、「外に出なければ」という思いで、その最初の“場“として道草の家を探して来所するようになった青年。又、発達障害があって(3スペルが―)、親と一緒に参加する場合もあります。
快復の過程も様々ですし、社会参加の糧も様々です。