2017/06/01

ひきこもりビジネスと支援


 
 先日、テレビで「ひきこもりビジネス」のことが放映されました。もう「ビジネス」としてとらえる人もいるようになったのだなと、ガクンとしました。
数年前にも名古屋のおばさん姉妹が、ひきこもっている若者を(親の了解は得ていますが)強引に連れ出し、施設に入れ、殆んどケアしないまま、事件が起きた、ということがありました。(少しは信念があったように思います)
今回は堂々と“ビジネス”としてやっており、〇〇円の費用を貰い、若者を連れ出し、アパートの一室に放置し、食事も満足に与えない、というものでした。

緑の葉


 先月号で崖に生えている10本くらいの木のこと、1階の風通しをよくするために冬に庭師さんに枝を切ってもらったが、春になっても半分の木しか葉が出てこない、庭師さんに「春に葉が出る程度に枝を切ってほしい、ときちんと伝えたら」という後悔の念を書きました。

でも、毎日、北側の窓から、そして道路へ登る階段の途中に立ち止まって見ていましたが、1か月たった今、1本を除いて(もともと幹が枯れた感じでした)、細い枝が沢山出て、葉がこんもりと茂りました。自然の力はすごいな、と思いました。

また、日頃、広間で大きいテーブルの一角に腰かけて、活動日は青年たちと話をしたり、親の方たちと話をしたり、相談を受けたいていますが、正面に小さな窓があり、そこから木の葉、緑の葉がゆれているのが見えます。目を上げて、それを見るのもいやされます。