2018/12/01

小さなもの


先日、日本精神保健社会学会(小規模の学会です)で、道草の家の活動について発表しました。

私は、人前で話すことが苦手で、緊張します。とにかく発表は何とかやり終えましたが、終わった後、内容が聴いている人たちに伝わっただろうか、と不安になりました。

でも、ふと思いました。小さなもの、少ないことでも伝わればいいのではないか。小さなことでも何か伝われば、それは意味あることだと思いました。他の方の発表を聴いても、全部を捉えることは出来ません。小さなことでも。少ないことでも心に残ればいいのではないか、と思いました。

日々の生活の中でも言えることだと思います。来所の青年(青年の集いに参加する青年)は、ここ数年少なくなりました。一人、二人、三人位です。でもそこで話し合うことは、お互いに何か得るものがあるのではないか、小さなことでも、何かあるのではないかと思います。

青年の言葉を一つ一つ大事にすれば、言葉は少なくともお互いに伝え合うことが出来ると思います。