2019/04/01


外に出ると、淡いピンクの桜が目に付きます。春真っ盛り――という言葉が浮かびます。日本人にとっては、桜は日本の象徴という感じかも知れません。

でも“桜の木の下で、みんなで集って…”という気持ちにはなれません。

私にとって桜は、“眺める”と言うイメージなのだと思います。

思い出します。幼い頃、名古屋で、寺の中の一部屋に間借りしていたことがありました。その寺の境内に、大きなしだれ桜の木があり、春になると見事に咲きました。また、名古屋に来る前に住んでいた福島県の片田舎では、川の岸に桜の木が、並木のように植えられていました。桜は幼い頃の思い出に繋がります。

先の選挙で、会場の小学校に行きましたが、校庭の端、道路に面したところに大きな桜の木が何本も植えてあり、間近に見えました。何年前に出来た小学校か分かりませんが、小学校が出来た頃から、子どもたちを眺めながら大きくなっていったのでしょう。